マイナーチェンジとは言わせない VAIO typeS ぷちレビュー


ふむふむ。今日発表のVAIOは、あまり魅力的なのが

ないんだね?

なんて一瞬思ってしまったが・・・実は、VAIO typeSは、とんでもなく

魅力的なVAIOに生まれ変わったことに気づいてしまった。。。


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VAIO typeS VGN-SR93 119,800円〜 先行予約販売中


typeSZオーナーさんからすると、カラバリの登場やそのスペックなどで、

どうも、typeZの陰に隠れてるのが納得いかないところだろうけど・・・


ともかくなにがあついって・・・コストパフォーマンスすごすぎっす。。。


 


 


typeSといえば、VAIOシリーズ中、基本性能&モバイル性能ともに

最もバランスのとれた人気モデルだった。

(店長野田も、typeSを、連続2モデル愛用していた)

が、typeZの登場で、ハイスペックモバイルノートというよりは、

カラバリも豊富で、女性にもどうぞ!的な、ややおとなしい印象の

VAIOになった感があったわけだが・・・。


実は、64bit化をきっかけに、スペック、カラバリ、コストパフォーマンス

とも、すべてにわたって、スゲーイケテルVAIOになってる。

typeZに対して、逆転満塁ホームラン的な印象。。。

「typeZをこよなく愛する店長野田」としては、ビミョーに思えるほど。

(typeZ!早くモデルチェンジしないと、やばいぞ!)

typeSを見くびるなかれ!!!


●64bit Vista搭載により、メモリ最大8GBに!


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VAIOの流れ的に、64bit Vista搭載は当たり前だが・・・。

それにより、メモリ最大8GBも当たり前だが・・・。


安いよ、安すぎるよ、ブラザー!(興奮気味でゴメンナサイ)


だってね、ベーススペック119,800円で・・・メモリ4GBが標準搭載・・・


6GBにしても・・・+10,000円!!!!


超セレブな8GBでも・・・+25,000円!!!!!!!!


メモリの価格破壊だよ・・・


正直、32bit Vistaで、4GB搭載していても、使用できるのは3GB。

でも、そんなに不自由は感じない・・・。

それが、typeSは、、、119,800円で、4GBがフル活用。

で、、、破格値で、6GB、8GBへとスペックアップできるんだから・・・。


ところで、、、デュアルチャンネル転送・・・同じメモリ2枚差しで、

メモリ転送速度がアップするやつ。。。

6GBの場合は、3+3でなくて、4+2。。。同じメモリじゃないけど、、、

実は、デュアルチャンネル転送可能。

春モデルのtypeLなんかでも同様だったわけだが。

調べてみると、インテルのフレックス・メモリ・テクノロジなどに

対応したチップセットでは、同容量同スペックといった縛りがなくなる

らしい。


↓まとめるとこういうこと。。。


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●CPU


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CPUは、春モデルからの継続スペックになるが。


Core 2 Duo T9800(2.93 GHz)

+50,000円

Core 2 Duo T9550(2.66 GHz)

+40,000円

Core 2 Duo P8700(2.53 GHz)

+30,000円

Core 2 Duo P8600(2.40 GHz)

+25,000円

Celeron 900(2.20 GHz)

+0円





最上位のT9800は、Core2Duoのモバイル向けの全シリーズ中

でも最上位にあたる。

というのを踏まえて、それぞれの見方を。。。


TDP(熱設計電力→ほぼ同じ数値らしいので、消費電力と考えてもOK)

 ・Tシリーズ・・・35W

 ・Pシリーズ・・・25W

 ということで、まずはバッテリーの持ちが気になる人は、Pシリーズが

 おすすめ


★2次キャッシュ

 ・9000番台・・・6MB

 ・8000番台・・・3MB

 もちろん、大きいにこしたことはないんで、9000番のほうが、より高速処理。


ってことで、価格だけで選ぶのもいいが、高額な買い物だけに、このへんも

考慮して選択すべき。

(個人的には、TDPが低くて、2次キャッシュも6MBな、P9000番シリーズが

 選べてもいいのに>ソニーさん って思うが・・・)


ま、結局は、Celeronさえ選ばなければ、どれを選んでもOK!!!

個人的には、P8600でも十分だと思う

(いや・・・メモリ4GBありゃ、Celeronでも結構いけるはず・・・)


ちなみに・・・Celeronだけは、無線LANの「a」が非対応。

(たいして影響ないだろうけど)


●ストレージ


まさかの、typeSへSSD搭載。

ついに、SSDも本格普及の時代に突入!

typeZでは、RAID0構成だったが、typeSでは、1枚差しの構成。

なのに、128GBだけじゃなく、256GBまで選べてしまう。。。

また、、、HDDでは、ついに500GBが選択可能に!

標準でも320GB・・・。


SSD 256GB

+55,000円

SSD 128GB

+25,000円

HDD 500GB 5400回転

+15,000円

HDD 320GB 7200回転

+5,000円

HDD320GB 5400回転

+0円





SSDもいいけど、おすすめは、速度容量価格ともにバランスの

とれた、HDD320GB 7200回転だろうね。


光学ドライブ


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んー、まだまだ、ブルーレイは高いね。+50,000円だし。

本体ベーススペックで、119,800円〜ってのを考えると

ちょっとねぇ。。。


※ブルーレイドライブは、DVD2層記録には非対応ってところは

 要注意。店長野田の初代typeZのときから、そうだけどね。


なお、ブルーレイ選択縛りは、

 Celeron ×

 メモリ6GB ×(8GBはわかるが、4GBでもOK。謎)


また、ブルーレイをBRAVIAなどテレビに出力するための、

HDMI端子は、外付けグラフィックATI Mobility Radeon HD 4570

を選択する必要あり。


ということで、

 ブルーレイドライブ(+50,000円)を選ぶと、

 ストレージとして大容量データ記録、本体液晶でのブルーレイ鑑賞

 が可能。

さらに、

 ATI Mobility Radeon HD 4570(+10,000円)で、

 外部ディスプレイへHDMI出力が可能。

 HDCP対応ディスプレイや、地デジ対応のHDMI端子付きテレビ

 だと、ブルーレイ映画も鑑賞OK。


ブルーレイ搭載の最低スペックの構成はこちら

 CPUを一つあげて、ブルーレイを選択。194,800円

ブルーレイプレーヤーとして、外部ディスプレイに出力する最低

 スペック構成はこちら

 ↑スペック+外付けグラフィックス。204,800円


●おすすめカスタマイズ


「初心者なんですぅ」な、4月からの新女子大生向けカスタマイズ


さすがに、Celeronモデルでは、大学4年間はきついだろうから、

Core2の最下位スペックを。

もちろん、オフィスは必須。

そして、持ち歩くだろうから、3年保証ワイドをつけて・・・

合計174,800円。


「ネットゲームやりたいんす」な男の子向けカスタマイズ


とにかく基本スペック命。最速CPUに、外付けグラフィックスで、

3Dネトゲをグリグリ動かす。ストレージは、高速な7,200回転HDD。

合計184,800円


「店長野田が購入するならこれだぞ」カスタマイズ


基本スペック最高は言うまでも無し。

ストレージは、SSD256GB。外付けグラフィックスにブルーレイ。

美しい英字キーボードに、夏モデルより搭載可能になった、最新の

ATOK2009。そして、安心の3年保証ワイド。オフィスは手持ちのを。

しめて、329,800円なり。typeSだって、これだけハイスペックな

カスタマイズができるんだぞ!的な意味合いも含めて・・・。


●まとめ


typeSは、とにかく、カスタマイズバリエーションが豊富。

typeZまではいらないっていう、ハイエンドユーザーから、

デザイン重視の女性、そして、初心者・・・。

幅広いユーザーに支持されそうな、VAIO。それがtypeS。。。


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↑かなりオススメなVAIO typeS詳細についてはこのバナーへを。