ポータブル・カンタンナビ その名も『nav-u』


まずはじめに。

店長野田は、フルスペックとか、フル装備とか、最上位モデルとか・・・そんな製品が大好き♪

もちろん、カーナビだって、今はなき「xyz」をフル装備で使ってる。

カーナビは、GPSだけでは、どうしても精度が悪く、特に、持ち運びできるタイプのものは、「カンタン取り付け」のために、精度を犠牲にせざるをえないことが多かった。


と前置きはこれくらいにして、さきほど発表になった、ソニーの新型カーナビ。その名も『nav-u』(ナブ・ユーと発音するらしい)このナビの最大の特徴は・・・↓の写真にも書いてあるとおり・・・


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むむむ。ポータブル?カンタン? う〜む。ソニーらしからぬ、あまり性能よろしくない製品なのか?


ちょっと不安に思いながらも、さっそく『nav-u』を見てみよぉ。


 


●『nav-u』の3つのポイント!


1.カンタン


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押して、回して、カチッ。これで取り付け完了。確かに、スゲー簡単だ。

このしくみはというと・・・

  吸盤にゲルを採用。ゲルで貼り付け、空気を抜いてレバーでロック。

こんな感じ。ゲルはもちろん水洗いできるから、張り付き力は落ちにくい。


また、GPSアンテナなんかもすべてモニター部兼用の本体に納まってるから、取り付け&配線いらず。

電源はシガーソケットからとれるし、バッテリーも内蔵してるから、家の中でルート検索してから出発なんてこともできる。


2.高性能


カーナビの性能=精度。ってことで、高級ナビは、GPSアンテナだけじゃなく、車のスピードを計るために車速パルスなんてもんを、車のコンピュータから取り出したり、いろんな手を使って精度をあげている。これが、取り付けのめんどくささにもつながってるわけだが。


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nav-u』は、カンタンが特徴。だから、↑の「ポジションプラス」を本体に内蔵することで、カンタン&高精度(高性能)を実現している。ソニーのナビでははじめてと思われる、加速度センサーと気圧センサー。この2つのセンサーが、GPSアンテナの誤差をがんばって補正する。だから、ポータブルナビでは超苦手な、トンネルの中や、ビルが密集したところ、高速道路の下など、GPSアンテナが受信できないところでも、自車位置を表示してくれるようだ。


3.情報力


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↑ビーコンユニットを取り付けたクレードル


もちろん、VICSに対応。そして、別売りなのもありがたい。田舎じゃ意味ないし^^;しかも、VICSユニットも本体を取り付ける「クレードル」に装着できるから、これまた配線いらず。これさえ搭載しておけば、交通情報はばっちり。渋滞情報をすばやくキャッチして、迂回ルートへと導いてくれる。ちなみに、光ビーコンと、電波ビーコンに対応。FM多重は非対応。


そして気になる、マップ関係。


本体とPCをUSBケーブルでつないで、マップデータを入れ替え可能のようだ。ただ一つ気になるのが、プレス発表記事に書いてある、内蔵メモリ512MBの文字。。。これって少なくない?マップデータが512MBで納まるんだろうか?

検索用のデータはさすがにものすごい容量食うから、メモステに放り込むスタイルをとってる。


●まとめ


価格は、59,800円。そして、取り付けのお手軽さ。精度も申し分なさげ。マップ容量が気になるが、使い方次第では全く問題なしか。


ところで、冒頭で、カーAVから撤退のソニーと書いたが・・・欧州では「nav-u 70T」なんていう製品がすでに売られまくってる。しかも、去年の夏から・・・どいうこと?


とまぁ、それは置いておいて、欧州では、フル装備ナビよりも、『nav-u』みたいな、カンタンなナビが圧倒的に人気のようだ。ただ、それがそのまんま日本人に受け入れられるかどうか・・・特に、日本人は、精度(性能)にこだわりそう^^; だからこそ、カンタンナビでありながら、『nav-u』は、精度に関してもよさげだから、結構イケルんじゃない?


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