αセミナー ホワイトバランスのお話


無事、αセミナー終了。

特に、2回目のほうは、最後の回ということもあり、終了後もかなり

熱のこもったご質問などで、2時間ほど盛り上がった。


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ソニーさんの講師によるセミナーも、過去何度も参加させてもらった

が、その都度新しい発見がある。ソニーさんが小出しにしてるわけ

でもないだろうから、それだけ奥が深いっていうことだろうね。


今回のセミナーで面白かったのが、ホワイトバランスの話。。。


太陽光、日陰、曇天、白熱灯、蛍光灯、フラッシュ・・・光源によって、

ホワイトバランスを手動、もしくは、カメラまかせのオートで、調整

しないと・・・正確な色が出ない。黄ばんだ白、くすんだ青・・・とか

になるわけ。


今回のセミナーでは、ホワイトバランスを正確な調整ではなく、

あえて、適正数値ではない設定にすることで、色合いを自由に

コントロールしよー。というちょっと高度なことを勉強した。


被写体は、3/29に完成&お披露目となった、当店シアタールーム2号


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α350 + SAL1118 ホワイトバランス 自動


↑いたって、フツーの風合い。白壁は、正しく純白に近い色に表現されてる。


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α350 + SAL1118 ホワイトバランス 9900K(最大色温度設定)


↑ホワイトバランスを手動で、9900Kに色温度設定。

 すると、全体的に黄ばんだ風合いに。うその色といえばそれまでだが、

 こんな感じの部屋だと、逆に雰囲気のある写真になる。


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α350 + SAL1118 ホワイトバランス 自動


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α350 + SAL1118 ホワイトバランス 6900K


↑すこし色温度を下げて、6900Kにて撮影。

 9900Kよりは、いくぶん黄ばみ方が和らいだ。


昼間の風景写真なんかでは、色温度を高めに設定してやると、夕方の

風景写真になるし、夕方の写真では、燃えるような夕暮れになるようだ。


また、クリスマスシーズンのイルミネーションでは、3000K前後まで

さげてやると、かなり青が強くなり、鮮やかなイルミネーション撮影が

可能になるという。


この他にも、マクロ撮影の極意や、α開発裏話など、盛りだくさんの

内容だった。


ご参加いただいた方々にも、十分満足していただけたかな?


※レンズ17種類は、明日日曜日いっぱいは、当店店頭に置いてある

 んで、今日参加できなかった方も、是非、ご来店くださいませ。。。