新型VAIO Z 避けては通れない話。。。

今回は、VAIO発表直後にしてはめずらしく、ちょっと趣向を変えて、読み物系ブログでございます。

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↑前モデルZオーナーとしては、、、悲しい現実だ^^;

従来のS→SZ→Zの流れから大きく変化しての、完全フルモデルチェンジとなった、新型Z様。限界を超えた薄型軽量化を実現し、単なる新筐体によるフルモデルチェンジではない。。賛否両論もあったりと。。。いきなり、地雷を踏むことになりそうなポイントだけど、避けては通れない、むしろ、そこを通っておかないと、先に進めない。。。その辺のことに触れてみたいと思う。

●最大のポイントは、光学式ドライブと、もひとつのグラフィックスが外付

ここが最大の賛否両論ポイント。
欧州での発表時に、当店ブログやTwitterそしてメールなどでも、いろいろな、感想ご意見を頂戴したが、やっぱり、賛否両論。
この辺りは、まず、Zの流れ、歴史を見てからじゃないと語れない。。。

Zの源流はいうまでもなく、VAIO typeS。

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モバイルでありながら、CPU、グラフィックスなどパフォーマンスも意識し、光学式ドライブまで搭載したオールインワンPC。

お次が、

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バッテリーセーブ時にはオンボードグラフィックス、パフォーマンス重視時には、高性能グラフィックスと、2つのグラフィックスを搭載し、シーンに応じて切り替えて使うという、「ハイブリッドグラフィックシステム」搭載の、VAIO typeSZ

そして、

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SZで確立した、ハイパフォーマンスモバイルPCというジャンルに、SZ比400gもの軽量化に成功し、モバイル性能に大きく磨きをかけた、VAIO typeZ

最後に、

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「Zを超えるモノはZしかない」「一切の妥協を許さなかったモバイルPC」「ハイパフォーマンス&ハイモビリティー」 完成の域に到達した、最強モバイル VAIO Z

振り返ると、S→SZ→Zは、
・オールインワン(光学式ドライブ搭載)
・優れたモバイル性能
・ハイスペック
というPCであることがよくわかる。

ここで、新型Zの登場。

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新型Zは、Z系の3つの大きな特徴のうち、実に2つもの特徴が、欠けたことになる。
・光学式ドライブレス
・高性能グラフィックスレス
これらは、パワーメディアドックという、専用拡張パーツにその機能を収める形を取る。優れたモバイル性能と引き替えにすることで・・・。
しかし、新型Z単体でみると、今までのZ系の流れでは、不可能とも思える、超軽量、超薄型を実現している。

●オールインワンであることの重要性

Zといえば、光学式ドライブまで搭載し、ハイブリッドグラフィックシステムによる、スタミナとスピードの両立をした、最強オールインワンモバイルPCであると。
新型Zは、この流れから大きく逸れてしまっていると。
店長野田は、こう思う。
確かに、中でも外でも、光学式ドライブや、高性能グラフィックスが必要な人。そんな人たちにとっては、妥協を許したモバイルPCと見えるかもしれない。
一方、店長野田のように、昔から、、、光学式ドライブの使用頻度が低い(年に数回な店長野田はちょっと極端だろうけど^^;)なんて人にとっては、待ってましたの、これぞ真のモバイルPCだろう。超軽量超薄型というお土産までついて。。。

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ところで、最近では、内蔵ストレージの大容量化、USBフラッシュやUSB HDDなどの低価格化&大容量化により、「焼く」という作業が激減している人が多いのでは?また、少し手間と時間はかかるものの、映像ソースを内蔵ストレージに保存し、モバイル視聴するのも、昔ほどは、容量的に厳しくはないだろう。
そして、オンボードグラフィックスの性能向上。これにより、昔ほど、高性能グラフィックスに頼らないといけないシーンも減るだろう。(試作モデルで確認のため、参考程度にしてほしいが、Windowsエクスペリエンスで比較すると、初代Zのスピードモードよりも、新型Zのインテルグラフィックスの方が数値が高かった。。。)

ということで、オールインワンを犠牲にした超軽量超薄型と、オールインワン。自分のPCライフにあてはめて、天秤にかければ、新型Zの魅力、価値が、いいもわるいもはっきりしてくるだろう。。。
(もちろん、具体的には、新型Zと旧型Zの比較ポイントは、そこだけじゃないけど)

また、、、ソニーにとっては、大きなチャレンジだったに違いない。あれだけ支持され続けてきた、S→SZ→Zの路線を大きく転換したわけだから。
きっと、今のPC利用の流れを見極め、新たな提案、という、時代をリードするメーカーとしてのアグレッシブな攻めに転じたんじゃないだろうか?(たまに、夢を描きすぎて、はずしてしまうこともあるけどねぇ^^;)

店長野田は、光学式ドライブレスを昔から要望してきたが、それを置いておいても、今回の新型Zは、あの伝説に残る名機「VAIO P」のように、ハイパフォーマンスモバイルPCとして、新たなPCのカテゴリーを切り開いていってくれると信じる!

※従来の流れの新型Zを待ち望んでた人には、、、なんと言っていいのやら・・・;

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新型VAIO Z 関連リンク

ついに、日本発表!フルモデルチェンジ 新型VAIO Z。今回もエントリー方式!またまた、情報提供願い!

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