〜店長の事故体験記その2〜

あのぉ、どうして、商売に関係ないつぶやきに限って、反響大きいんでしょうか?

メールでまで、つづきの催促するのやめてください・・・(笑

ということで、あんまりお待たせすると、つぶやき日記見てくれなくなりそうなので、めずらしく連日のつぶやき日記更新です。

それでは、「店長の事故体験記その2」スタートっす。



 しばらく、意識がもうろうとしていました。
 意識がはっきりしてくると、まず思ったのが・・・

 「首も、手も、足も、指も・・・ちゃんと体についているだろうか・・・」

 まず、右足の先にものすごく違和感を感じました。。。
 おそるおそる、ヘルメットにさえぎられた視界から、必死に右足をちらりと・・・

 「ええええええええ。ないっ。ないっ。ないぃぃぃぃぃ(号泣」

 なにがないって、こないだ東京へ行ったときに思わず衝動買いしてしまった、
 お気に入りの靴が・・・
 高かったんですよ(涙  その靴が、右足だけないんです;;
 あまりの衝撃に、事故直後の動転がおさまり、逆に冷静に・・・

 すると、突然あちこちが痛みはじめたんです。

 まず、靴がなくなった右足の先に刺すような痛みが。
 そして、右肩、右手首。そうです、右腕全部が全く動かないんです。

 「こりゃ、やばいな。。。」

 さらに自分を落ち着かせて・・・

 「えと、仰向けになってるってことは、
   背中からアスファルトにたたきつけられたってことか・・・」

 ですが、不思議と背中には全く痛みがなかったんです。感覚が麻痺してるでもなく。

 「首も痛くない、左手、左足も普通に動く。こりゃ、起きあがれるかもしれないな」

 よっこらしょっと。。。起きあがろうとすると、そこへ誰か近づいてきて・・・

 「兄ちゃん、起きあがったらあかんて。」

 おっさんでした。とっさに、私は事故の相手かと思い、

 「ごら、おっさん、なんちゅう運転しとんやっ(怒怒怒 」

 「兄ちゃん、ちゃうって。わしはただの目撃者やって。
         相手は車ごと田んぼにつっこんだままやって」

 私のとんだ早とちりでした。

 「しかし、兄ちゃん、よく怒るくらい元気あるな?ものすごい距離飛んだんやで!」

 おっちゃんに言われて、よく見てみると、交差点から、ここまで、10mくらいありそうでした。
 走り幅跳びなら、まちがいなく金メダルです・・・というか、世界記録更新ですよ・・・

 聞くところによると、ものすごい音がして、交差点を見てみると、バイクがグシャっと
 なったと思ったら、人間がものすごい勢いで飛んでいって、仰向けの状態でアスファルト
 たたきつけられたらしいです。

 で、さらに、後で気がついたんですが、事故したときに、ノートパソコン用の緩衝材ぎっしりの
 リュックサックを背負っていたんですね。しかも、中身は食べ終わった弁当箱。
 もちろん弁当箱も水筒もつぶれていましたが、リュックサックがクッションとなって、着地の
 ショックを大幅に和らげてくれたようです。
 もちろん、このリュックサックは傷つきましたが、警察にも保険屋さんにも届けずに、今も命の
 恩人として大切に愛用しています。
 あ、そうそう、弁当箱と一緒にクリエもご臨終になられました(合掌

 結局、起きあがろうにも、右腕右足が全く動かず、しばらくあおむけでした。
 で、さっきのおっちゃんはというと・・・
 どうやら車の運転手につめより、さんざん説教しているようです(ぷぷ

 「おぃ、おまえ、なんちゅう運転しとんねん。ここは一時停止やろ。赤点滅信号もあるやろ。
  止まるどころか、交差点で加速したやろ。おまえあほか?・・・・」

 ひぃぃぃ。
 おっちゃん、いい人ですが、怖い。怖すぎですよ・・・
 実際、もっともっとすごい暴言混じりで、まくしたててましたが、省略させていただきます・・・

 まわりはすっかり人が集まってきてる様子でしたが、私はなんだかすっかりぐったりして
 しまって、ヘルメットごしに、まわりの音に聞き耳たてつつ、夜空をながめるばかり・・・
 そのうち、救急車の「ピーポー」が聞こえてきて・・・
 気がついたら、佐藤病院に担ぎ込まれていました。その間の記憶はありません;;

 病院では、ものすごい数の看護婦さんやら、おっちゃん(すいません)やらが、
 走り回ってます。
 その光景を見てるとだんだん恐ろしく・・・
 実は、右腕も右足も・・・ありえないような方向に曲がっているとか・・・





つづく・・・ゴメンナサイ