”技術のソニー復活の象徴” 有機ELテレビ まとめ


鼻息荒く、あちこちの情報サイトを眺めてみた。

有機ELテレビとはなんぞや?的なことも含めて、ちょっとまとめてみる。


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有機ELとは?


有機エレクトロルミネッセンス(organic electroluminescence)


有機物を使った、電気的に、熱を伴わない、光


なんかわかったようなわからないような・・・


電気を流すことで光る現象をエレクトロルミネッセンスと呼ぶらしい。

ルミネッセンスの和訳は、冷光。熱を出さずに光るってことだね。

有機物自身が光るという、いわゆる、自発光型のデバイス


電気を流さないときは、全く光らない=真っ黒。

光の強弱は、電気の強弱でコントロール=必要な分だけの電力消費=エコ

電気を流した瞬間、即光る=早い動き(動画)に強い


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↑液晶やプラズマに比べると、ものすごく簡単な構造。


とここまでが一般的な話。

有機物をどんなのを使うか、電気の流す方法をどうするか、とか

このあたりが各開発メーカーの腕の見せどころのようだ。

ソニーが開発した有機ELパネルは、「オーガニックパネル」という

ネーミング。


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コントラストは、驚異の1,000,0000:1(ひゃくまんたいいち)以上。

どうやら、ソニーの計測器の限界が100万:1という。。。

だから、以上という表記なのか?


また、気になる、パネル寿命は、「1日8時間の使用で10年間十分

明るい映像が楽しめる」とのこと。一般的に言われる液晶パネルの

寿命の半分くらいってことだ。


要するに・・・


省エネで、モノスゲーきれいなパネル=有機EL


ってことで・・・(笑


有機ELテレビ第一号の”XEL-1


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↑パネル最薄部3mmという、驚異の薄さを実現!


●11月14日 AM10:00から予約開始

●12月1日発売

●希望小売価格  20万円


11型(解像度 960×540) 11型じゃぁさすがにフルHDは不要だろうね

コントラスト比 100万:1以上

入力信号 1080p 1080i 720p 480p 480i

受信チャンネル 地デジ、BSデジ、110度CS 地アナ非搭載

音声 1W+1W出力 S-Forceサラウンド

入出力端子 HDMI入力1 USB端子1 ヘッドホン端子1 LAN端子1

  アナログ入力端子なし


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↑室内用地デジアンテナ搭載


ようするに、完全デジタルオンリーテレビ。D端子すらないし・・・


そのほか、ソニールームリンク、フォト再生、アクトビラベーシック、

ブラウザ、クロスメディアバーなどは、対応。

ちなみに、アクトビラベーシックは動画対応ではないから注意。


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↑リモコンは、本体と「おそろ」っぽく、スリムなデザイン


希望小売価格20万円が、安いか高いかは別として、次世代

テレビの主役となる可能性を十分秘めている”有機EL”だけに、

強烈に注目されているのは間違いない。

先日のソニーディーラーコンベンションで、実際の映像を見せて

もらったわけだが、画質面では太鼓判を押す!


ということで、明日火曜日の当店定休日を利用し、当店スタッフ

5名で、CEATEC JAPAN見学に行ってきます!

有機ELテレビの現物をしっかりと堪能してくるつもり・・・


 


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