ワイヤレスサラウンドヘッドホン”MDR-DS7000”レビュー


密かに人気のワイヤレスサラウンドヘッドホン”MDR-DS7000”

で遊んでみた。


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デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7000

ソニースタイル価格29,800円


まずは、仕様から


・対応音声フォーマット

 ドルビーデジタル、ドルビープロロジック?x、DTS、

 DTS-ES、MPEG-2(AAC

・バーチャルサラウンド機能

 OFF、CINEMA、GAME

・最大到達距離 30m

・重量 約285g

・目安充電時間と持続時間

 約3時間充電−約10時間持続

 約30分−約3時間持続

・入力

 光デジタル×2、アナログ×1

・出力

 光デジタル入力2系統それぞれのスルーアウト


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↑左:MDR-DS7000(プロセッサーとヘッドホンのセット)

 右:MDR-RF7000(増設用子機) ソニスタ価格17,800円


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プロセッサー(親機)

 左から、電源ボタン、エフェクトボタン(OFF、CINEMA、GAMEモードの切替)、

 COMPRESSIONスイッチ、INPUTボタン。


・エフェクト(効果)ボタン

 OFFの場合は、前面パネルは非点灯。通常音声。

 CINEMAは、映画館のような広さを感じられる音場になる。まさに映画向け。

 GAMEは、ソニー・コンピュータエンタテインメントサウンドデザイナー監修。

 音の方向性をくっきりと表現し、ゲーム向け。


・COMPRESSIONスイッチ

 いわゆる、NIGHTモード。

 大きな音は抑えめ、小さな音は少しボリュームアップ。

 音の大小の差を抑えめにし、聞きやすくする。

 ドンパチモノの映画なんかだと、ちょっと音が激しすぎるぞってなときに使うと

 よろしいのでは?


・INPUTボタン

 デジタル2系統とアナログ1系統の切替え


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プロセッサー向かって右側面の周波数チャンネルスイッチ


基本は、AUTOでOK。他の無線機器と干渉しない周波数を自動で切り替え

てくれる。

どうしても、干渉する場合のみ、MANUALにし、1〜3を手動で選ぶ。


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プロセッサー裏面

 左から、IDセットボタン、ATTスイッチ、LINE IN端子、DIGITAL IN1,2、

 DIGITAL OUT1,2、AC IN。


・IDセットボタン

 増設子機を認識させるときに使用。

 増設子機のIDセットボタンをビープ音が鳴るまで押し続け、その後、

 このプロセッサー側のIDセットボタンを押す。簡単。


・ATTスイッチ&LINE IN端子

 アナログステレオ音声を入力した際、音が小さい場合に、ATTスイッチ

 を「0dB」にする。通常は-8dB(工場出荷時設定)でOK。


・DIGITAL IN&OUT

 これ、非常に便利。

 デジタル光出力は、デジタルテレビ、DVD、プレステなどが持ってるわけだが、

 まず、出力端子は1系統のみ。

 AVアンプにつないだりしてると、当然、今回のワイヤレスヘッドホンの

 プロセッサーには接続できないってことになる。

 ここで、DIGITAL OUTの出番ってわけ。

 まずは、各光出力を、プロセッサーの入力に接続する。プロセッサー

 DIGITALOUT端子からは、入力したものと同じ光信号が出力されるから、

 これをAVアンプなどにつないでやればOKってわけ。要するに光デジタルの

 分配機能が搭載されてるってことだね。


 ってことで・・・↓


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こんな風に、普段は、5.1サラウンドシステムで音声を楽しみ、夜や、お子様が

寝てるときなんかは、このヘッドホンで楽しめる。

この手のサラウンドヘッドホンは、

 自分の部屋で楽しむ。

 マンションなんかで、大きな音で楽しめない。

っていう人が購入するケースが圧倒的だったが、この光分配機能のおかげで、

ゴージャスなホームシアター設備を持ってる人が、「サブ的なサラウンド」

としても十分使えるってことになるね。

当店で、ホームシアター設備を設置させていただいた方々、お一ついかが?


お次はヘッドホンを見てみよう。


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↑簡単だけど、ヘッドホン置き場が付属してる。


従来のモデルでは、充電台を兼ねていたが、実は、これが結構不便だった。

というのも、充電台は、親機とセットになっていたため、テレビのそばに置くことに。

そのため、さぁ、サラウンドを楽しもうってときには、いったんテレビそばのところ

まで行って・・・。メンドイ。

そして、もっと不便なのが・・・充電が切れたとき・・・もうどうしようもない。

使えないんだから・・・


今回のモデルでは、ヘッドホン本体に、ACアダプターを直接接続できるように

なってて、いつもテレビを見る場所にコンセントさえ確保してあれば、いつでも気が

向いたときに、即ヘッドホンを手に取れる。

さらに、充電が切れたとしても、ケータイ電話のように、ACアダプターを接続したまま、

ヘッドホンを使用することができる。

一見、充電台がなくなったことで、めんどくさくなるのでは?と思いがちだが、逆だ!

タブン、コスト削減で、価格のほうも抑えることができてるはずだしね。


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↑ヘッドホン左耳側。

 ACアダプタージャックと、プロセッサーパワーボタンが!!!


そう!このプロセッサーボタン、名前のとおり、ヘッドホンからなんと、

プロセッサーの電源がON、OFFができる!!!!! すげー。

せっかく、ヘッドホン置き場をいつものテレビ視聴場所にできたって、

結局、プロセッサーの電源オンのためにそこまで行くんじゃぁ、

意味ねぇ。

 もう、どんだけいたれりつくせりなんだろう。。。


まだ、いたれりつくせりが、あるぞ!


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↑ヘッドホン右耳側。

 ちょっとわかりにくいが・・・

 左から、エフェクト兼IDセットボタン、ボリューム、INPUT切替ボタン。。。


鋭い人ならもうおわかりでしょう!

エフェクトボタンに、INPUT切替えボタン・・・そうです。それらまで、ヘッドホン

からリモートできるってことだ!


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プロセッサー主電源ボタンをONにしておけば、ヘッドホン側から、スタンバイ

 状態にできる。


ワイヤレスサラウンドヘッドホンといえば、従来、音質や、対応フォーマットの数、

無線や赤外線で、どんだけとばせるか・・・この辺ばかりが改善されてきたが、

今回は、音質やサラウンド感はもちろんのこと、快適操作にもかなり気合いを

いれてソニーさん、取り組んだみたいだねぇ。

これで、29,800円ってのは、安いでしょ?


さて、今回、快適操作を中心に見てきたわけだが、音質のほうは、当然なんの

問題もなし。また、サラウンド感も申し分なし。

イヤーパッド部も肌触りもよく、通気性もよさげ。

そのイヤーパッドや、リチウムイオン電池も、サービス部品として、取り寄せで

きるし。長ぁくつかえそう。


さぁ、20%オフクーポンも配布が始まってるし、

11/22 15:00〜11/30 14:59の期間は、eLIO決済5%オフだし・・・

(フル値引きで、22,648円で買えるぞ!)

思い切って、いっちゃいますか?

(独り占めせずに、増設子機MDR-RF7000も買っちゃって、パートナーさんと

 楽しむってのもいいのでは?)


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