最”X”のBRAVIA4モデル発表! X1か?W1か?編


昨日のXR1編に引き続き、今日は、X1とW1をまとめて、チェック。

XR1の100万:1という驚愕のコントラストもいいし、明日チェック予定

の極薄ワイヤレスのZX1も魅力的。

とはいえ、やっぱり、ボリュームゾーンとしては、やっぱり、旧X&W

シリーズの後継機種と考えられる、X1&W1だろうね。


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↑ソニードライブでは、BRAVIA全機種の機能一覧あり


旧X&Wは、見た目こそ違えど、スピーカーの性能差はあった程度で、

基本スペックは全く同じ。大半の人が、どちらを選ぶかは、デザイン

か、価格で決めていたのでは?


ところが、X1とW1は、ぱっと見は同じで、違いは高画質機能だけ。

また、X1のみ、52型が用意され、W1には、ない。

目立つところは、これくらいか。

これで、40型、46型同サイズでの、ソニープレス発表の市場想定

売価差は、X1の3万円高。んー、X1にとっては、やや分が悪そう。。。


 


●高画質機能比較


ブラビアエンジン2(W1) vs ブラビアエンジン2プロ(X1)


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プロシリーズには、DRC-MFが搭載されていて、

プロなしには、搭載されていない。ということをふまえて。


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ブラビアエンジン2は、↑こんな技術。階調補正とノイズ低減。

ブラビアエンジン2プロは、さらに、新開発のDRC-MFv3を搭載。

昨日のXR1のブログからのコピペ↓


「DRC-MFv3は、SD信号もHD信号もすべての映像信号を高画質映像

につくり換える。情報量が多いところでよくあるノイズを低減。

境界部分では、精細感を引き出し、自然な立体感を出す。

また、1080/24pにも対応したところもミソ。」


ということで、DRC回路の有無は、かなり大きい。

特に、BDレコーダー(プレーヤー)やPS3から、24p入力する場合

なんかは、ブラビアエンジン2プロが、圧倒的に有利ってことに。


画質にこだわる人は、やはり、ブラビアエンジン2プロを選ぶ

べき。ということで、X1に軍配。


★モーションフロー(X1) vs モーションフロー240Hz(W1)


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残像補正回路モーションフロー。

「1秒間60コマというテレビの映像を、1秒間120コマっていう風に

 2倍にしてやれば、よりスムーズな動画が見られる」

という単純明快な発想。

24p入力に対しても、きっちり対応しているところもソニーらしい。

また、X5000&W5000シリーズ以降は、さらに、IBリダクションという

新機能が搭載された。

これは、液晶パネルによる残像ではなく、撮影時に生じてしまった、

ぼやけまでも補正する機能。


というのが、モーションフロー。


モーションフロー240Hzは、世界初、1秒間に240コマ(4倍速)という

コマ数で、さらに残像を抑えようという新技術。


確かに、他社でも「倍速処理」とかいう名前で、同じ考え方の

機能があったりするが、ソニーのモーションフローも含めて、

万能じゃない。あまりにも速度が速いシーンなんかでは、ノイズ

が走ったりする場合もあり、倍速処理をストップしたりする。


240コマの威力がどれほどなのかは、実際にみてみないと

なんともいえないが・・・。


ということで、今の時点では、軍配は・・・保留。。。


●デザイン


★カラバリ


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↑X1シリーズは、カラーが豊富。

 左上から順に、シルバー、ブラック、レッド、ブルー、ゴールド、ブラウン。

 


X5000シリーズで、好評だった、カラーバリエーション。

当店では、ホワイトが人気だったが。


W1もX1も液晶パネルまわり(ベゼル部)は、青色のフレーク状ガラスを

混ぜ、光の当り方で表情を変える「サファイアブラック」を採用。


パネル下部に配置された、スピーカーグリルカラーは、

W1は、シルバー1色だが、X1には、なんと6色ものカラバリが用意

されている。(スピーカーグリル以外は、すべて同じ)


家の中でも、一番大きい部類にはいるモノだけに、ミテクレを

気にして、家具や部屋の雰囲気にあわせたい人にはオススメ。


★狭額


あまり耳慣れない言葉だが、文字通り、狭い額縁。

液晶まわりのベゼル部が、狭い(細い)ってこと。


あまり、情報露出が少ないようだが、X1は、W1と比較しても、

かなり、狭額デザインになってる。


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↑もちろん、上がX1、下がW1。


ベゼル部だけを比較すると、あぁ、たしかに細いなぁ・・・。

で終わってしまいそうだが、全体の印象という意味で見ると

かなり、雰囲気が違う。

実は、↑の2枚の写真は、スタンドを画像修正で消して、

壁掛け設置の雰囲気を出してみた。


液晶サイズが同じで、ベゼル部が狭いってことは、外形

寸法もちがうってこと。


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幅約5cm、高さ約2.5cm、ディスプレイ奥行約3cm、それぞれX1のほうが

優れてるってことだ。


んー、数字としては、気になる差なのかどうなのか・・・。


●その他


X1 HDMI入力×4(背面3、側面1)

W1 HDMI入力×3(背面2、側面1)


●まとめ


W1の優位性は、モーションフロー240Hzのみ。

X1には、ブラビアエンジン2プロという、大きなアドバンテージと、

カラバリ、そして、ややビミョウだが、狭額デザインとHDMI入力が4つ。


さて、市場想定価格で、3万円差をどうとらえるか?


●おまけ・・・


音のステレオ感にこだわり、上位モデルは常に、画面左右に

スピーカーを配置してきたソニーさん。X1、W1の画面下への

スピーカー配置によって、大きく省スペース化となったが、

はたして、吉と出るか凶と出るか???


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X1シリーズについてはこちらから


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W1シリーズについてはこちらから