最”X”のBRAVIA4モデル発表! XR1編


最薄、最速だったり、4機種どれをとっても、ブラビア史上最高の

性能をそなえたラインナップの登場。。。


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旧Xシリーズの後継機種は、X1っぽい。

そして、あのクオリア005の後継機種が、XR1っぽい。


ということで、今日は、最上位モデルの、XR1を見てみよー。


 


コントラスト比100万:1以上の最高画質 XR1シリーズ


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46型 KDL-46XR1 10/10発売予定 ソニースタイル価格600,000円予定

55型 KDL-55XR1 10/10発売予定 ソニースタイル価格750,000円予定


クオリア005で、採用されていた、LEDバックライトシステム。このLEDを部分的に

点けたり、消したりすることで、驚異のコントラスト比100万:1以上を実現。


普通、液晶テレビは、後ろにある、蛍光管(通常、画面サイズの半分くらいの

本数が搭載。 例 40型なら、20本の蛍光管)が、光ることで、画面を

映しているが、電源が入っているときは、画面真っ暗なシーンでも、

蛍光管は、全本数が点灯している。液晶素子からの光漏れは、ゼロには

できないため、真っ暗なシーンでも、少し浮いた黒になってしまう。

プラズマでも、予備放電のために、完全に黒にはできない。


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↑RGB LED グリーンが2個で、全4個で、


ということで、有機ELのように、素子そのものが発光し、バックライトが不要

なデバイスだけが、黒を限りなく黒く表現できていた。


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↑暗い部分のLEDを消すことで、よりリアルな黒を再現。


XR1で採用されている、RGB LEDトリルミナスでは、LEDの発光を部分的に

制御。暗いシーンでは、光漏れを抑えることができ、黒が黒に近くなる。

映画を見るときなんかは、雰囲気を出す意味でも、室内を暗くすることが多い

と思うが、どうしても、黒が白っぽく見えてしまう。

まさに、シアター用途には、この部分駆動技術は最適だろうねぇ。


さて、蛍光管ではできない技、「部分駆動」以外にも、LEDバックライト

メリットはある。


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今でも鮮明に記憶している、あのクオリア005の鮮やかな赤と緑。

蛍光管では再現できない色域を持っているのがLEDの強み。

クオリア005で見た、フェラーリレッド。大自然の緑。見た人だれもが、

うなるような、鮮やかさ。その感激、再びなのか? 実物に期待!!!


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さらに、XR1の高画質を高める新技術、ブラビアエンジン2プロ。

旧Xシリーズでは、ブラビアエンジンプロ。現行Fシリーズでは、

ブラビアエンジン2。実際は、旧Xシリーズのほうが、画質が上だった

わけだが、ブラビアエンジンとしては、プロが上なのか、2が上なのか?

っていう質問がよくあったが・・・。

今回のXシリーズでは、まちがいなく最高画質のブラビアエンジン2プロ

が搭載された。DRC-MFv3が肝技術のようだ。


実際、この映像処理回路のデキが、テレビの画質を大きく左右する。

いくらいいパネルを使っていても、映像処理回路がしょぼいんじゃぁ

どうにもならない。


DRC-MFv3は、SD信号もHD信号もすべての映像信号を高画質映像

につくり換える。情報量が多いところでよくあるノイズを低減。

境界部分では、精細感を引き出し、自然な立体感を出す。

また、1080/24pにも対応したところもミソ。


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残像補正技術、モーションフロー。さらに、進化しモーションフロープロ

として、XR1に搭載。


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ここでも、LEDの部分駆動が活躍。一般的な残像補正技術では、間に

一枚の全黒の画面を入れていたが、ちらつきの原因にもなっていた。


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モーションフロープロでは、1フレームの映像を分割して、LEDを部分的に

オン/オフすることで、ちらつきを抑えている。しかも、すべてのフレーム

に、この操作をしている。

これにより、ちらつきを抑えた、なめらかな映像になっている。

もちろん、LEDの部分駆動があればこその技術だから、モーションフロー

プロは、XR1だけに、搭載されている。


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αユーザーには、大絶賛のプレミアム・フォト。写真データを印画した

色合いに近づかせるという技術。パソコンで確認するよりも、ずっと

実際の色合いに近い。


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このプレミアム・フォトをさらに進化させ、スライドショー時に、人の顔

を中心に効果をかける、「フェイスフレーミング」技術を採用。

VAIO Movie Story」にも採用されているこの技術のおかげで、

スライドショー時に顔が切れてしまう、なんていう悲しいことが

起きにくくなる。。。


 


そのほか、番組表が一段と使いやすく。表示が高精細化し、見やすく

なり、日時指定機能も追加。数字キーで移動したりと。番組表操作が

一段と快適になっている。


また、HDMI端子が、従来の3個から、4個に増えているのもプチうれしい

ところ。(背面が2→3に増えている)


 


クオリア005のような、手の届かないフラッグシップでなく、

ムリすれば・・・ムリすれば・・・なんとか、なりそうな価格なところも、

見逃せない・・・。でも、やっぱり買えないか・・・;


 


※シアターファンの皆様へ

 プロジェクターで、100インチ・・・そんなに部屋広かねぇよ。

 っていう方。XR1の55型を壁掛けにして・・・。いかが?

 コストも抑えられますよぉ


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