VAIO typeP 出荷状態から、直接XPのデュアルブート環境を作る


さてさて、未だに、typeP 完全XP化に向けて、勇者の皆様より、

情報が寄せられてきています。本当にありがとうございます。


今日は、そんな勇者のために、完全XP化のお手伝いになるような

デュアルブート環境の話を。。。


20090126typep01.jpg

↑ブートマネージャーをごにょごにょっとして、オリジナルな

 デュアルブート画面。起動後、VAIOロゴのあとに、表示され、

 Vistaか、XPを選んで起動できる。


 


 


さて、まずは、ことの始まりから・・・


「店長殿。XP化に日夜励んでいますが、仕事の都合上、

 いったん、VISTAに戻します」


「XP化の実験のために、再インストール繰り返していますが、

 いったん、VISTAに戻して、落ち着いたら、再度チャレンジします」


「XP化してしまったけど、出荷状態から、ドライバーを抽出などを

 するたびに、リカバリーするの大変です。」


こういった、ご連絡がちらほら目立ちはじめ・・・。


また、デュアルブート環境の元、普段は、すべての機能が使用できる

Vistaで動かし、XP化の研究時には、XPで動かし・・・。

とはいえ、XPを再インストールすると、Vistaが死ぬから、お気軽に

XPを再インストールはできないし・・・。


ということで、


Vista環境に・・・

  XPをインストールしてのデュアルブート環境を作ろう」


という方法をご紹介。この方法を知っていれば、いつでもXPを

再インストールできるし、Vistaから、ドライバー類をいつでも

抽出できるし。(すでに、知っている勇者の方は、スルーで)

これで、typePのすべての機能を使いながら、XP化の研究に

没頭できる!

勇者の皆様の、少しでもお手伝いができれば・・・うれしいっす。


●まずは、Windowsの起動の仕組みを理解しよー。


あまりややこしい話してもあれなんで・・・。簡単に。さらっと。


Windowsは、ブートローダーと呼ばれるものを元に起動する。

旧OSのPCに、新OSを入れると、新OS側が、旧OSを検知して、

自動的に、デュアルブートができるような、ブートローダーを

作ってくれる。今回のtypePの場合、XP化後に、Vista

入れたり、VistaWindows7を入れたりしても、自動的に

デュアルブートが可能となる。


ところが、新OSに旧OSを入れると・・・新OSは起動できず、

旧OSのみが起動となる。デュアルブート画面すら、

表示されないわけ。


そこで、このブートローダーを編集することで、新OS→旧OS

のインストールでも、デュアルブート環境を作ってしまおう。

というのが、今回の目的っす。


●必要なもの


・XPのインストールディスク

Vistaのインストールディスク

・外付けDVDドライブ(起動ができるもの)