2013モデル ウォークマンF(F880)、がつんとレビューしちゃうし。その1

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Hi-Res_64GB 臨場感あふれる高音質を、耳もとへ

ウォークマンF
NW-F887(64GB)全2色ソニーストア価格39,800円
NW-F886(32GB)全4色ソニーストア価格29,800円
NW-F885(16GB)全4色ソニーストア価格26,800円
(3年長期保証ベーシック、5%ソニーポイント)

ウォークマンFが、早くも完全フルモデルチェンジ。
デザイン一新、そして、ハイレゾ対応!
ウォークマンシリーズのナンバー2に位置するも、価格、音質、デザイン、機能性、、、トータルバランスがもっとも優れた、オススメしたいウォークマンナンバー1だ!


●やっぱり、「オンガクには、オンガクの音」でしょ?

音楽は「聴く」から「感じる」楽しみへ

これ、、、ソニーさんの、ハイレゾオーディオのキャッチフレーズ。

感じることができるのも、ハード性能あっての話。

そのハイレゾオーディオを再生できる、もっとも身近なウォークマンが、この、ウォークマンF880シリーズだ!

音楽CDをはるかに凌駕する、超高音質なハイレゾオーディオは、一部のマニアのためだけのものだったが。ソニーの本気が、それを一気に我々身近なモノへとしてくれた。

ってことで、そんなハイレゾオーディオを楽しむのには、16GBの26,800円でOK。かなり現実的な金額だ!とはいえ、ソニーの本気は、ハード性能に一切の妥協を許さない。

ハイレゾ音源をがっつり再現してくれる「S-Master HX」搭載

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従来の、モバイル向けフルデジタルアンプ「S-Master MX」を、ハイレゾオーディオ対応にしたのが「S-Master HX」

●右と左、+と−、、、4つ全部の電源を独立

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電源負担が軽減され、電流不足にならない→ヘッドホンのドライブにゆとりが。
また、左右の音の相互干渉も低減→ステレオ感がよくなる。

●デジタルノイキャンは、約98%の騒音をカット

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ノイキャンは、プレーヤーとは独立し、1つのアプリとして提供。
単独で動作するため、音楽再生時だけに限らず、他のアプリ使用時でも効果が得られる。

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↑ノイキャンON時は、通知バー左にアイコンが表示される。

もちろん、なんにも再生せず、音が出てないときでも、効果があるため、安眠のための耳栓がわりにもOK。交通機関で移動時に爆睡できそう。ほんと、効果絶大だからっ!

環境選択の設定も可能で、「電車・バス」「航空機」「室内」の3つのモードから選ぶ。これ重要っすよ。部屋の中で、「電車・バス」とか、、、いまひとつだから。

さらに、外部入力モードもある。

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WMC-NWR1 ソニーストア価格1,280円

↑専用録音ケーブルを使えば、ウォークマン経由で、「ノイキャン効果」を付与して、外部機器の音を楽しめる。たとえば、、、飛行機の音、iPhoneの音、、、なんかもノイキャンOKってこと。

そして、、、

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↑おすすめしたいのが、、、「クリアオーディオ+」

特に、付属ヘッドホンをそのまま使ってる方には、特におすすめ。
デフォルトでは、オフ。
オンオフが、すぐに音に反映するから聞き比べがしやすい。是非試してみて欲しい。もちろん、好みはわかれるけど、付属ヘッドホンなら、入れた方が、「すっきり」とした音になり、まさに、クリアオーディオに。
Android設定→音の項目 もしくは、プレーヤーアプリの音質設定から、クリアオーディオ+の設定にたどりつける。)
それと、、、ついつい、忘れてしまう設定が、、、ヘッドホン選択。
これは、プレーヤーアプリからの音質設定ではなく、Android設定→音の項目からのみたどりつける。ヘッドホンを変更したときは、必ずここを正しいのにあわせよう。(付属ヘッドホン(MDR-NWNC31)/MDR-NWNC33、MDR-NWNC200←Z専用として発売されたノイキャンヘッドホン、その他、、、の3項目。)

ヘッドホン話になったついでに。

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↑付属のヘッドホン。MDR-NWNC31、ノイキャン対応。

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↑最近、ウォークマンは、WMポートキャップがついてて、

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↑ヘッドホンのステミニジャックにとりつけて、かぶせる仕組み。部品販売もしてくれてて、税込578円らしい。これは黒だが、他には、白と、スモークがある。

●見た目

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※64GBは、ブラック、ホワイトのみ

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↑壁紙も本体にあわせたオソロのものを用意。

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↑(ほ、ほこりが^^;)
えーっと、このハイレゾシール。これがあるだけで、ぉ、こいつ、やるな?!と思われるほどは、一般人の方々には認知されてないけども・・・。ある意味ステータス。
非常に残念ながら、、、当店で確認したかぎりは、3台のハイレゾ製品すべて、このシール、ビミョウに傾いておりました;;

そんな傾いてたり、液晶保護フィルム貼るときだったり、、、

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↑カッターの刃で、簡単に、きれーーーに、剥がせる。すごい簡単。(ぴ、ぴんぼけ!)
で、傾きをなおすなり、保護フィルム貼った後にその上に貼るなり、、、お好きにどうぞ。おかげさまで、現時点で当店店頭展示している、ハイレゾ3製品のシールはすべて、気をつけ!しました。。。一応、自己責任でお願いしますね。
(っつうか、ソニーさん、、、これに限らず、VAIOのWinシールやらインテルシールやら、、、傾きすぎっだってば。。。)

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↑いきなり細かい話。
画面右下にある、ウォークマンロゴ。これ、物理ボタン押したときと、充電時に、、、光る!充電時は結構気づくけど、ボタン操作時は、押したときだけ、、、離すと消えるから、案外気づかないかも。

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↑つづいて、うれしい話。
再生関係の物理キーがついた!
再生/一時停止ボタン、送り、戻しボタン。。。消画のままの操作もOKだから、カバンの中を手探りで曲操作が可能に。

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↑もちろん、設定メニューで、その物理キーの誤操作防止用に、消画時などの操作を無効にもできる。

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↑裏面のウォークマンロゴ、、、見ての通りメッシュになってるが、、、内蔵スピーカー(もちろん、クリアフェーズ)なのだっ!凝ってる!そして、上にあるのが、NFCソニー製品では必須!

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左から、、、ストラップホール、WMポート、ヘッドホン端子。

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↑ヘッドホン端子まわりが、、、かっちょえぇ♪

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↑電源ボタンは、、、キライ。やっぱり、Xperia Z系のように、サイドで、あのかっちょえぇ、○ぼたんじゃないとね。スリープ復帰操作とか、、、押しづらいし。

↓旧モデルと並べてみた。

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画面サイズが、3.5→4型と結構大きくなってる。
液晶は、オプティコントラストパネル+トリルミナス。黒がしまる上に、色鮮やか。
そして、、、さりげなく、バッテリーの持ちが、10時間アップの35時間に!

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ここまでで、どっちがどっちかは言うまでもないと思うが。

F880は、少し背が高く、幅が広くなってるが、薄くなってる分、持ったときの違いは気にならない。

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↑持った感、、、ちょうどいい。ウォークマンZよりは画面が小さいモノの、今の時代じゃぁ、このくらいがベストなのかもしれないと、ウォークマンZの大画面が気に入ってる者として、素直に思ったり。今は、スマホが当たり前だし、スマホの性能も上がって、とにかく、大画面に。そこらへん、ウォークマンに頼る必要性が全くなくなり、ウォークマンZは少し路線変更し、その結果がZX1なのかなと。
ZX1は、いい意味でとんがってて、万人受けするアイテムでなく、特別な製品で(その割りには、当店実績では、Fの何倍ものオーダーをいただいているけどね^^;)、、、ウォークマンFこそが、今のウォークマンを代表する製品なのかなぁと、手に持っただけで、そこまで妄想してしまった。。。

●どうしても、NFC対応したことだけは、声を大にして言いたい。

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オーディオプレーヤーの命は、、、特に、ウォークマンに関しては、、、音質。というのは言うまでもないが。
NFC対応による、利便性向上というところも、非常に重要なポイント。
何度も言ってきたが、ソニーが押せ押せな、NFC。かざすだけで、BluetoothWifiの認証を済ませてしまい、簡単接続する。素人さんにとっても、玄人さんにとっても、楽ちんなのは、大歓迎。
ウォークマンは、ちょうど発売のタイミングのせいで、NFC対応が最も遅くなったソニー製品の1つで。
アクティブスピーカー、ヘッドホン、シアター、、、たーくさんのソニー製品たちと、かざすだけで即仲良しに♪

●最も大切な、、、音

ほとんどの人は、、、玄人さんも含めて、、、

「付属ヘッドホン」+「クリアオーディオ+」

だけで、合格点を出すだろう。
さらに、ハイレゾ音源の再生で、、、ほぉ。と思うに違いない。
実際、それ以上を求める人がどれくらいいるのか?

っていうくらい、ハイクオリティなデキバエ。ほんとにすばらしい。
とまぁ、敢えて音の表現はこれくらいにとどめることにする。
(結構いろいろ語りたいけどねぇ^^)

すばらしいんだけど、、、それでも、、、あえて、、、

ヘッドホンをちょっと変えてみて、音質向上だけじゃなく、「音色」を変えて楽しんでみては?

もっと言うと、、、

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↑MDR-1R+PHA-2+F880

これが、ソニー製品で固めるなら、最強かと。モニター系好きなら、Z1000ってのもありだろうね。これは、正直、、、F880の音が、もう1つ高みへ登った。っていう感じ。

このF880は、PHA-2とのサイズ感が

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ハンパなく、イイ。
従来のウォークマンは、デジタル出力が基本的にできず、今回、FとZX1になりはじめて、可能となった。
PHA-2は、F、ZX1専用のヴェリーショートなケーブルが付属。それがまた、見ての通りいいアンバイな長さで。
だから、1つのケースに納めるには非常にイイ。現在、バンナイズしゃちょー、猛烈にいい仕事してるご様子。(近日中に専用ケース、販売開始です)

●まとめ

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ハイレゾオーディオ元年。実に、10年ぶりに圧縮オーディオからの脱却となる、大きな転換期。ウォークマンFは、音質的には玄人さんも大満足。価格的には、ちょっといい音で聴きたいなぁ、ハイレゾを試してみたいなぁっていう、エントリー〜中級者も手が届く。
そういう意味では、ハイレゾオーディオを世に知らしめるには、最高の製品だろう。

あとは、、、日本で言えば、最も売れてるアーティスト、、、例えば、AKBあたりの楽曲が「ハイレゾ」配信してくれたりすると、一気に爆発しそうな気がする。
ハードはそろった!あとは、、、コンテンツ=ハイレゾ音源だよっ!ソニーさん、moraさん、、、お願いしますよっ!!!

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ウォークマン Fシリーズ ソニーストアページはこちら

ポタアンPHA-2 ソニーストアページはこちら

ハイレゾ対応ヘッドホン ソニーストア一覧ページはこちら
(インナータイプって、実は、ハイレゾ対応1機種だけって知ってた?)

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えーい、Fがなんだ?男はだまって、最高峰、フラッグシップ、いっちばん高ぇやつ!

そんなあなたに、ウォークマンZX1!