ソニー印VAIO最後の全力レビュー<Fit11A>

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VAIO Fit11A ソニーストア価格102,800円〜
ソニーストア製品ページ
ソニーストアカスタマイズページ(リンク場所がわかりづらいので)

Windows8のおかげで、
タッチパネルのおかげで、

タブレット的な使い方が一般化しつつあり、より手軽にネットを楽しめるようになった感のある、最近のパソコン。 その手軽さを決める大きなポイントのひとつは、やはりサイズ感。

ってことで、パソコンも、モバイラーに多いマニアさんだけじゃなく、一般の人にも、小型化の流れが・・・。

ってことで、大好評のFit Aシリーズに、ついに、11型モデルが登場だ!

ソニーの11型VAIOといえば、他に、
・フラッグシップモデル Pro11
・セパレートタブレットモデル Tap11
があるが、、、この中に、コスパに優れたカジュアルモデルのFit11Aがラインナップに並ぶのは、すごく自然に思える今日この頃・・・。
っていうか、11型ラインナップがこれほど充実するなんて、はじめてじゃないだろうか?


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Fit11Aシリーズ最大の特徴は、、、Fit Aシリーズ共通の「マルチフラップヒンジ」による、変形だっ!!!
「ヒンジ」といっても、非常にシンプルで、、、「ラバー」を使った構造。ラバーヒンジは、十二分な耐久テストをクリアしているため、金属ヒンジじゃないことによる耐久性の心配は無用だろう。ラバーを使うコトにより、低コスト、薄型軽量化が、実現されたと思う。実際にさわってみると、スムーズな動作に驚くが、ラバーだからこそ、ここまでスムーズなのかなと。

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↑マルチフラップヒンジにより、、、従来のクラムシェルスタイルPCながら、、、くるりんと液晶をひっくり返すと、ビューモードに。パソコンとは思えないスタイル。動画視聴するには最適。また、当然、無段階で角度が変えられるという、純粋なタブレットではできない便利さも併せ持つ。

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↑ビューモードから、液晶をパタンと閉じると、タブレットモードに!

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↑当然、画面表示の回転機能もあるから、縦に持つと、このとおりWeb閲覧がしやすくなる。知らない人が見ると、大画面タブレット持ってる。としか思えないだろう。ヒンジ側を持つと、持ちやすいね。

さて、、、このタブレットモードこそが、11型Fit11Aの最大の強みだろう。

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↑Fit11Aは、もちろん、同じ11型のPro11と同じサイズ。

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↑Fit13Aと比較。

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↑やはり、かなり画面サイズ違うよね。

なのに、、、

Fit13A 約1.31kg
Fit11A 約1.28kg

ほぼ、同じ重さ。。。んー、Fit11Aの唯一残念なところか。。。

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が、、、同じくらいの重さといっても、さっきの↑この持ち方は、やはり、重量バランスのせいで、Fit13Aより、ソートー楽。やはり、重量は価格と反比例するのが、このタグイの製品のお決まりだから、カジュアルPCとしては、まぁ、許容範囲の重量かと。Fit11Aなら、片手持ちスタイルOKかも。

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↑カジュアルPCといいつつも、VAIOロゴはダイヤモンドカットを施し、セレブ感出してる。

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↑11型といえど、インターフェースは、Fit13Aと同等。HDMIUSB3.0×2。
ヘッドホンジャックとSDカードの配置が違う。Fit11Aは、SDカードが反対側面。Fit13Aは、ヘッドホンジャックが反対側面に配置される。

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↑音量スイッチは、ここ。文字が逆さになってるが、液晶閉じたタブレットモードで、のぞきこむと、正しい方向に見えるから、これであってるんだろう。

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↑2014年春モデルVAIOは、すべてが、Windows8.1で出荷となる。

さて、今回、VAIOシリーズでは、はじめて搭載された、コードネーム「Bay Trail-M」CPU。ソニーストアVOMでは、Pentium N3520(2.16GHz)と、Celeron N2920(1.86GHz)が選択可能。さわらせてもらった実機は、Celeron+4GB RAMだったが、ブラウズ操作程度では、特にストレスを感じることもなかった。製品モデルじゃないから、参考程度にしてほしいが、、、「winsat.exe formal」(Windowsシステム評価ツールのことね。)をDOS窓で実行した結果では、プロセッサーの数値が5.7だったことからも、なかなかバカにできない数字。Core i3で、6くらいだから、よろしいんじゃないっすか?

●どうカスタムするのか?

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ベーススペック 102,800円
  • OS:Windows 8.1 64ビット
  • プロセッサーCeleron N2920(1.86GHz)
  • モリー:2GB(2GBオンボード
  • ストレージ:SSD 約128GB
  • ドライブ:なし
  • ディスプレイ:11.6型ワイド(16:9) 1920×1080ドット
    [トリルミナス ディスプレイ for Mobile] + 静電式タッチパネル
  • 3年保証ベーシック

まずは、↑このベーススペック102,800円をじっくり眺めて、モノ足りないところをアップグレードしていくわけだが。このままじゃ、使えないのかっていうと、動作の軽いWebサイト閲覧や、メールの送受信程度なら、十分使える。

が、、、過去のWindowsシリーズでわかるとおり、Windows Updateという、定期的に行なわれるアップデートにより、少なからず、メモリ使用量が増えていく傾向にある。つまり、買った当時はサクサク動いていても、年数がたつと、なんか重い。リカバリーしても、イマヒトツサクサクっぷりが戻ってこない。特に、あのVistaのときなんかは典型的なパターンだ。当初は512MBでも動いていたのに、最後は1GBでも苦しい動きに。

で、、、このFit11Aでは、、、メモリはオンボード。つまり、購入時に選択したメモリーから増やすことが不可能ってこと。そのため、メモリに費用を多めに振り分けるほうがいいってことだ。具体的には、最低4GBを選んで欲しい。

ということをふまえて、、、

カスタマイズページ

↑こちらを見ながらどうぞ。

●OS
Windows8.1 64bitのみ(Proは選べない)

●カラー
ピンク、ブラック、シルバー 価格変化はなし

●CPU&メモリー(最も重要なポイント!)

Pentium N3520(2.16GHz) +
8GB(8GBオンボード DDR3-1333)
(+22,000円)

Pentium N3520(2.16GHz) +
4GB(4GBオンボード DDR3-1333)(+12,000円)

Celeron N2920(1.86GHz) +
4GB(4GBオンボード DDR3-1066)
(+6,000円)

Celeron N2920(1.86GHz) +
2GB(2GBオンボード DDR3-1066)
(+0円)

Celeron 4GBが、最低ライン。
できれば、Pentium 4GB。
ちょっと臨時収入あったんだよね!的な余裕ある人はPentium8GBを!

●ストレージ

SSD 約256GB(+10,000円)
↑2月27日9時15分まで 5,000円オトク!
SSD 約128GB(+0円)

Fit11Aでは未確認だが、Windows8.1+Office Home and Business 2013のVAIOで、使用容量がだいたい35GB前後であることが多い。
ちなみに、、、
nasne録画の動画で、、、3倍モードで2時間7GB前後。
非圧縮音源 1曲50MB前後
一眼レフ撮影データ 1枚10MB前後
ハイレゾ音源 1曲約400MB(←ほんとでかいよね)
参考になれば・・・。

キャンペーンで5,000円安くなってるのも悩ませどころっすねぇ

●キーボード
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バックライトあり(+5,000円) バックライトなし(+0円)
照度センサーにより、暗いときに光るキーボード。
少々暗くても、画面は明るいから十分見えるけど、手元のキーボードはそうはいかない。そんな暗いシーンで使用することがあるなら、必須。
それよりもなによりも、、、かっこいい♪

デジタイザースタイラスペン
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あり(+4,480円)

なし(+0円)

スタイラスは、別売りなのは要注意!これ、予備用って意味じゃないので。

VAIOオリジナルアプリの、「VAIO Inspiration Suite」と、スタイラスペンのコンビは最強!

●ワイヤレスルーター
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あり(+3,580円)
なし(+0円)
出張族のオトモと思ってた、ワイヤレスルーター
有線LAN端子を装備してない、Fit11Aなどにとって、最近のホテルでは少なくなってきたものの、有線LAN接続しかサービス提供してないところでは、このアイテムが大活躍。
が、、、有線LAN接続しかないのは、なにもホテルだけじゃなく、、、
職場、自宅など、まだまだ意外と多い。
そんなときにも、大活躍する、このワイヤレスルーター。1つ持っておいても損はなし。

●USB IRアダプター
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あり(+1,780円)

なし(+0円)

VAIOを、テレビやブルーレイのリモコンの働きをさせるためのアイテム。
早い話、USBに挿す赤外線送信アイテム。
Windowsストアで、「VAIOリモコン」アプリをインストールすれば、使用できる。タブレットスタイルになるVAIOには、必須。(Tap11には不要。本体に標準装備されてる)

●Office
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Office Professional 2013(+51,000円)
Office Home and Business 2013
(+21,000円)
Office Personal 2013(+19,000円)
なし(+0円)

ソニーストアに生々しい料金比較が掲載されてたけど。
ここには書かれてない、大きな違いがあって。。。
プリインストール版ってのは、安いけど、PCの付属品なので、一緒に買ったPCにしかインストールしちゃだめよ!っていう決まり。できるできないの話じゃなくてね。
パッケージ版は、高いけど、2台までのPCなら、自由にインストールOKよ!っていう決まり。
パッケージ版がぼったくってるわけでもないので、絶対プリイン版が安くていいってわけでもない。スタイルにあわせてチョイスしましょ。

●長期保証

3年ベーシックは、メーカー保証と同じ内容が、3年に延長されたもの。
3年ワイド(7,000円)は、3年ベーシックの内容+落下水濡れなどをカバーする動産保険がついたもの。
3年ワイド+まるまるアシスト3年(18,550円)は、、、

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このサービス、実はとんでもなくスゴイサービスで、、、

・ハードトラブル→代替機無料貸出、リカバリーディスク送付無料
・ネットトラブル→ウィルス駆除リモートサポート、クレカ不正利用補償
・データトラブル→データ復旧サービス50%オフ

といった、パソコン3大脅威から、あなたをアシストする。っていうシロモノ。

これだけの手厚いサポートがついて、3年で11,550円。1年あたり3,850円。1ヶ月あたり321円。

さらにさらに、

VAIO初期設定/Win8基本操作ガイドDVD&困ったときのアシストブック
・PCあんしん引き取りサービス(不要PCのデータ完全消去付き)通常5,250円
・「HAP加入者向けAVプラス5%OFFクーポン」を年に2回発行。
ウォークマン”本体、“α”本体、“サイバーショット”本体、“ハンディカム”本体、テレビやAV関連商品に使える。他のクーポンと合わせ技可能。

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●まとめ

このFit11Aは、既発売の13、14、15の末弟として、サイズ感重要視のモデル。
実際、いろいろうんちくポイントはあるものの、いったん買ってしまえば、それが全てフツーのことになるわけで^^;それに対して、ちょーどいーサイズ感は、いつまでたっても、ちょーどいー。
14、15は、さすがに、タブレットとしての片手運用ってのはしんどいし、13型もビミョウ。11型は、13型と同重量ながら、バランスの関係で、どうにか片手運用も可能。iPadと、miniが、どう違うのよ?と当初言われつつも、そのサイズ感だけで、爆発ヒットしたように、Fit11Aも、かなり、いーせんイキソウナ気がするわけ。
11型サイズになったことによって、持ちやすくなっただけじゃなく、Fit13Aよりは、確実にカバンに入れやすくなり、より持ち運びやすくなるはずだ。
コスパに優れた、カジュアルなハイブリッドPC Fit11A、おすすめだよー。

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VAIO Fit11A ソニーストア価格102,800円〜
ソニーストア製品ページ
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ソニーVAIO最後の全力レビュー

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