Liblog Station HS1プチレビュー


本日より、先行予約販売が開始された、Liblog Station HS1

いわゆる、ホームサーバー。いろんなデータをぶちこんで、いろんな

機器&場所から、アクセスしてしまおう。っていう製品。


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もっと簡単に言えば、LAN対応の大きなハードディスクってこと。


そのハードディスク容量は、モデルによって、1TBと1.5TBが用意される。

ラインナップは、VGF-HS1(1TB)59,800円と、VGF-HS1S(1.5TB)79,800円

の2モデル。両者の違いは、HDD容量のみ。価格もかなり安め。

また、1.5TBのVGF-HS1Sは、ソニースタイルオーナーメードモデルとなる

ため、ソニースタイル限定の販売となる。ソニースタイルでの購入の場合、

両者とも得意の3年保証のベーシックかワイドが選択できる。


ということで、ソニスタでの購入の場合、カスタマイズといっても、HDDの

容量と、3年保証ベーシックかワイドか、の2点のみの組み合わせ。



Liblog Station HS1


VGF-HS1

HDD1TB


VGF-HS1S

HDD1.5TB


3年保証<ベーシック>


59,800円


79,800円


3年保証<ワイド>


64,800円


84,800円


↑まとめるとこんな感じ。ワイドが5,000円と安め。が、ワイドまで必要

なのか?とも思える。10,000円ならきっぱりいらないと思えるが。。。


という、シンプルなラインナップということもふまえて、さらっと、HS1の

特徴を見てみる。


ソニーらしい、LAN対応ハードディスク「HS1」


LAN対応ハードディスクは、さまざまなメーカーから発売されてるが、

ソニーが作ると、やはり、タダモノではないモノに仕上がる。

単なるデータを蓄えるだけのファイルサーバーではなく、様々な

役割をこなす、「ホームサーバー」として、活躍してくれる。


「HS1」は、ホームサーバーというだけに、従来のLAN対応ハードディスク

とはちがい、パソコンからデータを保存するだけ。なんてことはない。


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メモステ/SD/CFスロットやUSB端子を搭載しているため、PCレスでの

データ保存もOK。保存方法も、いたってシンプル。コピーの準備が

できたら、「COPYボタン」を押すだけという簡単さ。

また、ファイルを自動認識してくれるため、一度コピーしたデータを

再びコピーしてしまうなんてこともない。


そして、保存したデータは、DLNA対応機器のBRAVIAなどから、再生

可能。別室のBRAVIAから、HS1にLANケーブルを使いアクセスし、

保存した、デジカメ写真や、ハンディカムの動画、音楽を再生したり

できる。


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さらに、「ホームアクセス機能」を使えば、遠く離れた家族や友達にも

インターネット経由で、保存したコンテンツを送ったりもできる。

実は、このホームアクセス機能こそ、HS1ならではの機能と言える。


●「HS1」の神髄、「ホームアクセス機能」


LAN対応ハードディスクの中にも、最近ではDLNA対応のものも発売

され、「HS1」のように、別室から動画、静止画、音楽を楽しめたりも

する。


ところが、「ホームアクセス機能」となれば、話は別。

インターネット経由で外からの自宅のデータにアクセスするというのは

セキュリティの問題もあり、かなり高度な専門知識が必要。

「HS1」は、難しい知識は一切不要で、安全にかつ簡単に外から

アクセス可能。(ダイナミックDNSUPnP技術を利用)


ということで、ホームアクセス機能をもう少し詳しく見てみる。


・ネット経由でデータをやりとり


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あらかじめ設定したフォルダ間で、ファイルの送受信が可能。

たとえば、ハイビジョン動画をHS1の設定したフォルダへコピーして

おけば、ネット経由で、友達の家へ大容量のデータを転送可能。

レジューム機能付だから、転送中にネットが切れても、続きから

転送可能。もちろん、逆に友達から転送してもらうのもOK。

ビデオレターのやりとりなんかに使うのも面白そう。


また、自分のモバイルPCとは、自動バックアップの設定をして

おけば、モバイルPCの指定したフォルダにデータを保存する

だけで、自動的にHS1へ保存してくれる。いちいちHS1に手動

でアクセスする手間が省ける。


・写真を公開


「HS1」には、Webサーバー機能も搭載されていて、

VAIO Picture Lab」というWebアプリを使って、写真を公開可能。

専用アドレスに、IEなどのブラウザでアクセスすれば、家族や友達

に簡単に写真を見てもらえる。

 専用アドレスをメールで送り、家族や友達と写真を共有しちゃおう。


また、「HS1」と一緒に発表された、デジタルフォトフレーム「CP1」

にも、写真公開OK。もちろん、ホームネットワーク内だけでなく、

ネット経由でも可能。


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設定は簡単。6桁の暗証番号を入力するだけ。田舎のじいちゃん

ばあちゃんに、近況報告がわりに、写真をみせてあげましょ♪


デジタルフォトフレーム「CP1」についてはこちら


●まとめ


「HS1」は、LAN対応のハードディスクでありながら、ホームネット

ワークでのデータ共有だけでなく、ネット越しの外部とのデータ共有

も可能。簡単に設定できるのに、セキュリティも万全。

写真、動画を友達とかと共有したり、データのバックアップなどの

ビジネス用途としても使えたり。

これ一台あれば、様々なデータの管理が簡単に、そして面白く

できそう。。。


実機が届き次第、詳細レビューをお届けするつもり。。。


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大容量ホームサーバー「HS1」についてはこちらから