使えるHDMI分配機、登場！
おまたせしました。もろもろの問題をクリアし、しかも低価格な
HDMIの分配機、発表だ！
高知のOさん、市内のHさん、早速1本どうでしょうか？（笑
ということで、今日は、かなりマニアックなシアターネタです。
↑メーカー：Gefen 型番：HDMI Splitter 1:2
標準小売価格：16,800円（税込）
興味のある方は、つづきをどうぞ・・・。
また、これから、シアターを検討する人は、少し難しい話だけど、
ちょっとがんばって読んでみてくださいな。
さて、このHDMI分配機・・・なにに使うのさ？ってところを簡単に。
最近のホームシアターのトレンドとして、2wayシアターってのが。
これは、プロジェクターと、薄型テレビを使っての2パターンの構成。
つまり、映像を表示するモノが2つあるから、ブルーレイなどの
プレーヤーから、映像を2つに分配する必要があるってわけ。
ブルーレイなどのハイビジョン対応機器は、HDMIを使うのが、
当たり前なので、HDMIを分配することになる。
ここで、ややこしいのが、同じHDMIでも、そのケーブルの中を
流れる信号の種類が色々あるってところ。
解像度だけでも、
480i, 480p, 720p,
1080i, 1080p（1080/60p, 1080/24p対応）
こんなに・・・。分配機は、できたら、全部の解像度に対応
しているのが望ましいのは言うまでもなし。
つまり、単純に、HDMIの分配機を選べばいいってわけでもなく。
ホームシアターユーザーや、我々ホームシアターインストーラの
頭を悩ませることに。さらに、価格も・・・ついこないだまで、
5万円もしてたし・・・。
そこで、今回ご紹介する、HDMI Splitter 1:2の登場。
こいつは、↑で書いた、ディスプレイ解像度は、すべて対応。
HDCP（説明は省略）にももちろん対応してるし。
実は、このディスプレイ解像度のうち、重要なのが、1080/24p。
より映画館ちっくな映像を楽しむためには、なかなか使える
解像度。
従来の、1080/24p非対応の分配機を使うと、ソニーのブルーレイ
のような、
「1080/24p出力するかどうかは、つないだ機器が対応して
いれば、自動で出力するよ！」
ってな機器だと、1080/24pで楽しめなくなってしまう。
PS3みたいな、1080/24p固定ってのができる機器だと無問題
だけど。
だから、HDMI分配機を選択する場合は、1080/24p対応か
どうかが、とっても重要だったりする。
そして、なんといっても、Gefenという信頼できるメーカー製で、
価格が、16,800円というのも○。
↑端子はもちろん、シンプル。
ちなみに、USB端子は、ファームウェアアップデートに使用する。
この機能は、将来のHDMI規格が変わったときなんかに、重宝
しそう。
もちろん、最近では、AVアンプに分配機の機能がついてる
ものもあるが、各メーカーの最安値のタイプには搭載してない
ことが多い。また、それら最安値アンプに、16,800円プラスした
だけでは、分配機能付のグレードは買えないことも多い。
これがあれば、AVアンプの選択肢の幅も一気に増えるってもんだ。
また、仮に分配機能付のAVアンプでも、ソニーのBRAVIAリンク
や、シャープのファミリンク、パナソニックのビエラリンクなどの、
「テレビとブルーレイをまとめてリモコンする機能」にまで、
すべて対応を明記しているのは、ないんじゃ？
（試してみたら、OKだった！ってのはあるかもしれないけど）
ところが、このHDMI Splitter 1:2は、これら各メーカーのHDMI
機器コントロールにも対応してるから・・・
↑こういう接続をすれば、HDMI機器コントロールもOKってことになる。
ただ・・・ブルーレイなどのHDMI機器が複数ある場合は、ダメだけど。
ということで、これからシアター導入を考えてる人や、すでにシアター
を楽しんでる人、そして、我々シアターインストーラにとっても、
非常に注目できる、一品。。。
お恥ずかしながら、今日、メーカーさんよりご紹介いただいたばかり
なもので、当店販売価格は、未定。ごめんなさい。
（近々販売できることだけは、決定です）
以上、すべて読破してくれた方、おつかれさまです。
ありがとうございます。。。
