VAIO typeP WindowsVistaをクリーンインストール+XPのデュアルブート環境


昨日のブログで予告したとおり、今日は、typeP様に、

Windows Vistaクリーンインストールして、いろいろ検証

してみよーかなと。


で、、、せっかくクリーンインストールするんだから、

Windows XPとのデュアルブート環境を作っちゃおうかなぁ。


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↑起動するOSを選べる、デュアルブート環境ならではの起動画面


先日、標準OSのVistaに、Windows7を入れてデュアルブート環境を

作ったけど、その方法は簡単だった。


ところで、デュアルブートの大前提・・・基本的に、旧OSのあとから、

新OSをいれてやる。逆にすると、新OSが起動できなくなる。

(特殊な方法は別として・・・)


ってことで、今回は、XP(旧OS)→Vista(新OS)となり、リカバリ

ソフトが使えなくなる。。。使うと、XP消えちゃうし・・・。


●typeP Vista+XPのデュアルブート環境を作る方法


1.XPをいれる

2.Vistaクリーンインストールする。

3.リカバリーソフトを使って、ドライバーとアプリを入れる。


という、イレギュラーな方法をとる。

そのため、Vistaの正規インストールディスクが必要になるってとこが、

要注意。


Vistaインストール後に、ドライバー&アプリを入れる方法


まず、あらかじめ作っておいた、リカバリーディスクを、外付けドライブに

セットし、自動起動で、リカバリーセンターを起動する。


20090116typep02.jpg

リカバリーセンターの起動画面


左メニューから、「ソフトウェアの再インストール」を選択


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開始をクリック


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アプリタブとドライバタブで切替、それぞれ、必要なソフトを選択し

インストールする。


この方法をとることで、クリーンインストールしつつも、typePの工場

出荷状態まで持って行ける。

これで、XPとのデュアルブート環境が完成するわけ。。。


●typeP Vistaクリーンインストールの検証


今回使用した、Vistaのインストールディスクは、Vista発売日の

まさに、初代初期ロットディスク。ということで、インストール直後は、

純粋なWindows Vista Home Puremium。

最新のVista SP1ではないってこと。


 ※起動時間・・・ネットに接続するまで

  終了時間・・・パワーランプが消灯するまで


 ※Vistaインストール直後は、無線LANバイスが使えないため、

  無線LANドライバのみ、別途インストールした


これを踏まえて・・・Vistaのプチベンチマーク、エクスペリエンス

インデックスの数値もあわせて、検証してみよー。


★純粋Vista Home Puremium


 起動時間 約45秒

 終了時間 約9秒


おおおおおおお。Windows7を上回る数値! かなり衝撃。。。

Vistaだって、XPほどではないにしても、相当速いぞ!!!


そして・・・Vistaベンチマーク・・・。


20090116typep05.jpg


な、なんじゃこりゃ・・・。ひ、ひどすぎ。。。後の数値と比べてみて・・・。


Vista Home Premium SP1+Windows Update

 (グラフィックドライバーソフトだけいれちゃった;)


 起動時間 1分50秒

 終了時間 10秒


起動時間が、一気に延びたけど・・・。終了時間はほぼ変わらず。


20090116typep06.jpg


アップデートかけるだけで、CPUやメモリの数値って上がるんだね?

店長野田は、よくわかりません;

※すいません。。。グラフィックが大幅にあがってしまってるのは、、、

 グラフィックドライバーソフトをネットで見つけてしまって、

 うれしくて、ついつい、インストールしちゃったため;

 本来は、数値的にはよくなってないはず;


Vista Home Premium SP1+Windows Update+ドライバ


リカバリーセンターで、ドライバだけを一式全部いれてみた。


 起動時間 2分20秒

 終了時間 12秒


またもや、起動時間が・・・;


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Vistaベンチマークは、ようやく、工場出荷状態と同じになった。。。


20090116typep08.jpg

SSD搭載なら、当然ながら、HDD Protectionは不要。。。


チップセットドライバーを入れたことで、最適化されたって理解でいいのかも?


そして、Vistaベンチマークの数値どおり、通常のファイル&フォルダ操作など

一般的な操作も、ドライバーを入れることにより、格段に快適になった。


Vista Home Premium SP1+Windows Update+ドライバ+アプリ


ほんと申し訳ないです。

時間切れです。

明日の営業に備えて、実験用に使ったtypePをリカバリーして、元の状態に

もどして、店頭展示しないといけないので・・・。

数値は、工場出荷状態時に測定したモノです。

この作業で、工場出荷状態時に戻るはずなので、数値は間違ってはない

はずなので^^;


 起動時間 2分46秒

 終了時間 25秒


アプリを入れることによる数値の低下は、ウィルス対策ソフトの影響が

大きいかも。もちろん、常駐ソフトも増えるわけで、その影響も。。。

割り切った使い方するなら、ウィルス対策ソフトはなし、もしくは、

速度優先の軽いモノを入れるとか?


●まとめ


なんか、あまり、うれしくない結果だったけど。

結局のところ、Vista自体は、起動時間も終了時間もそんなに遅い

わけでもなく、各種ドライバー類の読み込みで、遅くなってるって

言えるよね?

逆に、いれないと。。。通常操作にもたつきが出るし、入れると、

起動時間などが遅くなるし・・・。


ブログ見てくれてる猛者達は、好みに応じて、最低限のドライバーだけ

入れることで、バランスのとれた、typePにチューンナップできる

ってことで、OK?


さらに、XPとのデュアルブートで、遊べちゃう!


ところで、Vistaクリーンインストール直後の起動&終了時間は、

Windows7のそれを上回っていたが・・・

ってことは、期待しまくりのWindows7も、ドライバ類を入れると、

結局、Vista並になってしまうんだろうか?

が、少なくとも、メモリ消費面では、Vistaより、Windows7のほうが

優れてるっぽいが・・・。


おしまい。。。店長職こなしてから、帰宅するっす^^;


※XPに関しては、、、ドライバー類で苦労してるんで、

 明日のブログにできるかどうかは・・・ビミョー;


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